プロジェクト段階のリスク対応が的確にできない点は、日本プロジェクトマネジメント協会の調査によれば以下の表のとおりです。
|
|
初心者
|
ベテラン
|
1.リスクマネジメントができない。
|
−
|
|
|
(1)プロジェクト経験の不足。
|
|
○
|
|
(2)リスクマネジメントの経験不足。
|
|
○
|
△
|
2.リスクマネジメントに手間がかかる。
|
C
|
|
|
(1)一からリスクの洗出しを考えなければならない。
|
|
○
|
|
(2)一つずつの検討作業に手間がかかる。
|
|
○
|
○
|
(3)標準が大艦巨砲主義で馴染まない。
|
|
○
|
○
|
3.リスクマネジメントに不備がある。
|
Q
|
|
|
(1)抜けが出る。
|
|
○
|
○
|
(2)客観的な洗い出しができない。
|
|
○
|
○
|
(3)リスクを洗い出す視点が定まらない。
|
|
○
|
△
|
(4)リスクのとらえ方が明確に分かっていない。
|
|
○
|
△
|
(5)チェックシートに頼りすぎて深く考えない。
|
|
○
|
△
|
(6)上位の管理者と共通認識ができていない。
|
|
○
|
○
|
(7)メンバの認識を取り込んでいない。
|
|
○
|
○
|
4.リスクマネジメントに後手を踏む。
|
Q
|
|
|
(1)プロジェクトの立ち上げ時にしかチェックをしない。
|
|
○
|
○
|
(2)影響を的確に把握していない。
|
|
○
|
△
|
(3)フォロを忘れてしまう。
|
|
○
|
○
|
(4)手を抜いてしまう。
|
|
○
|
○
|
(5)対策をとることに気兼ねしてしまう。
|
|
○
|
○
|
(6)上司の支援がない、支援を仰がない。
|
|
○
|
○
|
注:
|
○=該当する
|
△=該当する場合がある
|
・・システム企画研修(株)による評価
|
これらの課題や問題点に対する解答を提供しようというのが、プロジェクト編の目的です。
このニーズに応えるために、以下の対応をしています。
SS式リスクマネジメントシステム「プロジェクト編」の全体関連図をご参照ください。
【ニーズに応えるための対応】
- リスク構造の見える化
- 現在発生している好ましくない事実から、どのようなプロセスを経て最終的な損害に至るかを「リスク関連図」(280件)として提供しています。
- リスク重要度評価を自動計算するリスクチェックリストの提供
- 「リスクチェックリスト」は、リスク発生の8段階別に作成されています。合計で280項目のリスク発生原因(事実)をチェックします。
- リスクの発生率・影響度をあるロジックで算定して、リスクの重要度を算出します。
- リスク対策テンプレートの提供
- 発生事実に対する予防的対策(280項目)、直ちに発生する直結リスクに対する予防的対策(115項目)、重大リスクに対する発生時対策(13項目)の原型(テンプレート)を提供します。
- 当システム利用者は、これを参考にして現実的な対策を検討いただきます。
当システムの全体説明は、 MIND-REPORT No.80「リスクチェックの革新! SST式リスクマネジメント・システムのご紹介」をご参照ください。
|