上野則男のメルマガ − システム企画研修 No.16  (年内にご覧いただく方には先走りになりますが)  皆様新年おめでとうございます。  厳しい経済環境と不安な政治体制で明けた新年ですが、  何とか自助努力で明るくしたいですね。    今月も多い5テーマです。  ご関心のあるテーマをご覧いただければ幸甚です。   ★━━━━━━━━━━━ 上野則男のメルマガ ━━━━━━━━━━━★  ≪今号の内容≫  ■今年はBA元年!  ■エクササイズってご存じ?  ■日本の将来をどうする? 7Kで良くしよう!(粗案) ■公園の話題その1「公園に犬を入れないでください」続き  ■公園の話題その2「なぜ緑をやたらに切ってしまうのか」   ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━No.16 10年1月━━★   小論に対するご意見・反論(掲載の可否は弊社で判断させて いただきます)、ご寄稿等はこちらにお願いします。     ueno@newspt.co.jp  随時、弊社のホームページにバックナンバを含め掲載いたします。  ご利用ください。     http://www.newspt.co.jp/data/mailmaga/mgbk.html ◆…………━◆【今年はBA元年!】◆━……………◆  BAは何の略でしょうか。?  ビジネスアナリシスとかビジネスアナリストと思う方が多いかもしれません。  BAは、  システムアナリスシスやシステムアナリストよりもビジネス寄りを示します。  弊社ではこれまで、  ビジネスアナリシスを「ビジネス分析」と称してその研修も実施していました。    BAは、カナダ発の「BABOK」(BAの知識体系)が登場して、  専門誌ネタでは俄かに脚光を浴びだしています。  先日も、  日経BP社主催の「BABOK徹底解説」というセミナに行きましたら、  半日で3万5千円の受講料というのに150人もが参加していました。  弊社では、BAをビジネスアーキテクトと言うことにしました。    現時点の弊社のビジネスアーキテクトの定義は   ビジネス(業務)とITの本質を捉え、   その業務に適合したビジネスシステムの企画・設計のできる人材、  としています。    新しいシステムの設計をするという点が、  単なるコンサルタントと違うアーキテクトなのです。  BABOKのビジネスアナリストも、同じとらえ方だと思われますが、  日本語のアナリシス、アナリストという言葉は「分析しかしないのか」  という印象がありますので、  敢えてアーキテクトにしたのです。    ご参考までに、ビジネスアーキテクトという職種名は、  大手では富士通殿と日本ユニシス殿が使っています。  そこで、このビジネスアーキテクトに関する話題を二つご提供します。  ======================================  その1 ご自分のビジネスアーキテクトとしての      能力強化方向を知っていただくコース    潟fータ総研と弊社ではビジネスアーキテクトを目指す方々向けに、  本邦初の「自分の能力強化目標と能力強化方法を知っていただく」コースを開催します。 http://www.newspt.co.jp/data/kensyu/open/basc_op.html  詳細は上のURLでご覧いただきたいのですが、  能力体系を以下の7領域(カテゴリ)に分けています。   1.資質・適性   2.知識   3.意識・思考法   4.行動   5.要素技術能力   6.基本能力   7.実績  このカテゴリごとに、  どの項目(サブカテゴリ)が強いか弱いかを知っていただくことができます。  そして、弱い点の補強方法をガイドいたします。  このような能力体系としては、  これまで知識や能力はかなり掘り下げられていますが、  その前提条件ともなるコンピテンシ系(資質・適性、意識・思考法、行動)については、  詳しくは取り上げられていません。  その点の判断がしていただけるのも、このコースの特長です。  また、ビジネスパスポート社の適職診断も組み込んであり、  自己の適性等について総合的な判断をしていただくことができます。  2月3日開催です。是非ご参加ください。お待ちしています。 =====================================  その2 ビジネスアーキテクト用の総合的ワークベンチの提供  これはワクワクするような話です。  まだ初期の検討段階ですが、某団体と組んで、  ビジネスアーキテクトが必要とする、知識・ガイド・手法・ツール・研修等を、  明確な体系によって分類整理して提供しよう、というものです。  言うなればBAワークベンチです。  ここにアクセスすれば,BAの仕事で欲しいものすべての情報と実際のものが  一切合財得られるというのが目標です。  こうなれば、BAの仕事は格段に楽になり品質も上がりますね。    このワークベンチは日本語が前提ですから、  日本の情報処理能力向上に大きく貢献するものと期待しています。  当社のMIND−SAの方法論もそこに組み込まれます  ご承知のようにMIND−SAは、既に当社のホームページ上では、  無償で公開しています。 http://www.newspt.co.jp/contents/manual/index.html    実現が心待ちされます。   ◆…………━◆【エクササイズってご存じ?】◆━……………◆     先日のテレビで紹介されるまで、  私もこういうものがあることを知りませんでした。  厚生労働省が  「健康づくりのための運動指針2006」  の中で紹介した運動量の単位です。  これが世界的な基準なのかどうかは不明です。  安静時の身体活動の強さを1メッツとして、  これを1時間続けた時の身体活動量を1エクササイズと言います。    代表例      メッツ 1エクササイズに必要な時間  普通歩行、屋内掃除  3.0  20分  体操、ゴルフ     3.5  18分  普通に自転車に乗る  4.0  15分  速歩、卓球      4.0  15分  活発に子どもと遊ぶ  5.0  12分  ジョギング、サッカー 7.0   9分  ランニング     15.0   4分  子どもと遊ぶのは大変な運動量なのですね。  実感さる方も多いのではないでしょうか。  一般人の健康維持に必要な目標としては、  1週間に23エクササイズ以上の運動、  そのうち4エクササイズは活発な運動をしてください、  とされています。  よく「1日1万歩」と言われますが、  毎日1万歩歩くと、週で23エクササイズになるそうです。  この他に活発な(4メッツ以上)運動を  30分から60分すれば合格となります。  皆様どうですか?  こういうガイドも載っていました。  内臓脂肪減少のために必要な運動量  内臓脂肪を確実に減らすには  週に10エクササイズくらいは「運動」をする必要がある、  ということです。  まともなジョギングだと90分ですね。  これだけの運動をすれば、  食事を減らさなくても1ヶ月で内臓脂肪が1〜2%減るそうです。    私は、最近毎日走っているのにどうもお腹がへこまない  と思っていました。  激しく走ると活性酸素が発生して体によくないと聞きましたたので  ゆっくり散歩モードで走っているのです。  どうもそれでは足りなかったことが分りました。  ところで、冒頭のテレビ番組で、  一念発起も良いけれど継続が大事だ、という話も出ていました。  そのためには3つのキーがあるということでした。   1.運動の中に楽しみを見出す。   2.目標意識を明確に持つ。   3.目標を少しずつ上げていく。  そのとおりです。  1.については、私は  「ジョギング途中で今日はどんな女性と出会えるか」  ということを楽しみにしています。  「高望み」はしていません。  どんな人にでもよい点を見つけるようにしています。  苦行は続きません。  2.これは私の研修の際にも申しあげていることです。  三日坊主の人は、せっかくの初心の「目的」を忘れてしまって、  「今日は××だから休もう」と「解決策」を休止する人です。  継続している人は、所期の「目的」を忘れずに頑張ります。  渡邊美樹社長はいつも言われています。  「目標をいつも念頭に置いている。そうすると実現するものだ」と。  3.これもそうですね。  いきなり高い目標だと挫けてしまいます。  少しずつ階段を上がるのがいいですね。  さあ皆様、新年です。  できるところから続けましょう ◆……━◆【日本の将来をどうする? 7Kで良くしよう!(粗案)】◆━……◆ 最近マスコミや評論家さん達は、 事あるごとに「日本の将来像が見えない」と言っています。 でも、明確に「日本の将来像はこうだ」ということを 述べているものに遭遇しておりません。  (菅副総理は、事業仕分け・予算編成の時に5Kと言っておられたようです) そこで、私なりにその手掛かりを検討してみました。 時間をかけて練り上げていきたいと思います。 皆様のご意見もお待ちしています。  先ず、日本の国の将来像そのもの(国家の価値目標)がどうかです。  その基本は、「国民が生きがいを感じられる国」ということでしょう。  日本の国に生活する人が、  「日本が大変よい国だ」「生きがいを感じられる」と思えることです。  何を以って生きがいを感じられると思うかは、  人によって異なると思われますが、  これからは物質面だけでなく、精神面の満足が非常に重要だと思われます。  さてそれではどうすればそのような国になれるか、です。  日本の国の特長・強みを活かして国として稼ぐようにすることが必須条件です。  そうすれば、世界の中で存在感を発揮でき、  国民が生きがいを感じることができるようになると思われます。  それでは日本の誇れる強みは何でしょうか。  私は、それを次のように7Kで表現してみました。   1.環境維持技術   2.工作(製造技術)   3.高齢化社会   4.工芸   5.景観   6.米(日本食)   7.コミュニティ 環境維持技術  日本の先端技術は大したものです。  特に公害対策技術・環境維持技術・自然エネルギ活用技術は  世界に冠たるものです。  これから世界中で必要になる技術です。  どんどん世界に広めていくべきです。 工作(製造技術)  日本の物づくりの技術も大したものです。  特に、ベテランの職人技は他国に真似ができません。  通常の製造技術は次々と他国に追いつかれますが、  この世界は維持したいですね。 高齢化社会  ご承知のように、日本は高齢化先進国です。  次々と首位の座を奪われる中でこれだけは不動の首位のようです。  高齢化社会がどうあるべきかを日本が真っ先に経験できるのです。    かつての日本は、窮乏状態の大きな消費市場をベースにして  いくつもの産業を立ち上げてきました。  その実績が、今の日本産業の基盤を形成しています。  これから高齢化社会のモデルを作らなければなりません。  それは高齢者を厄介者扱いするのではなく、  積極的に社会参加を求め、人生経験豊富な知見を後進に伝えていく  プラス面を強化していくことが重要です。  期待されている人間は老化しません。  そのためには、老人を「収容する」ホームを作るのではなく、  高齢者が活躍できる場づくりをすることです。 工芸  日本の伝統工芸は、地域に根差したものがたくさんあります。  これを保存し、日本の発展につなげる方法を工夫すべきです。  その一つは、次の「景観」と合わせ、  工芸の体験ツアーを企画して海外からの旅行客をどんどん取り込むのです。  皆様もそのようなツアーに参加された経験がおありでしょう?  楽しいものですね。  そのようなツアーの経験者は、  日本文化のファンになっていただくでしょうから、  日本の工芸品を輸出するとそのお客様になっていただくことができます。  またツアー経験者の周辺に口コミをしていただき、  日本への旅行者を増やすことにもなるでしょう。    この工芸のツアーのお相手は、高齢者が活躍できる世界です。 景観  日本の自然の美しさは定評のあるところです。  まだまだ未開拓の魅力ある景観が残されています。  もっと個性を生かしたツアーを企画して  海外からの旅行者を呼び込むべきです。  (日曜朝のテレビ番組でもそのような企画を連載中です)  この観光ガイド役にも高齢者が活躍できます。 米(日本食)  ご承知のように、日本食はヘルシーだということで、  一部の国でブームになっています。  もっと積極的に売り込めるのではないでしょうか。    私企業が売り込みをするだけでなく、  国がもっと積極的にPRをすべきでしょう。    新しい品種を作ることや新しいメニュを考えることにも、  高齢者は活躍できるのではないでしょうか。 コミュニティ  日本の伝統的な社会では、  寄り合い助け合うという美風がありました。  都会生活ではそれがどんどん失われ  「隣は何をする人ぞ」になってしまいました。  私の住まいの近くの西大井駅前のグラウンドでは  毎日6時半から多くの人が集まってラジオ体操をしています。  その後、一部の人たちは集まって世間話をしています。  具体的な目的はありません。  これが良いではないですか。  このようなコミュニティの場づくりを  もっと国が力を入れてよいのではないしょうか。  地方自治体で、このような動きがありますが  上から目線なのか今一人気がありません。  もっと重視して取り組むべきです。    ここには、会社生活OBが活躍できる場があります。    この取り組み経費は、  何倍もの医療費の削減になって返ってくると思います。     ここで、鳩山首相の掲げる「友愛」の精神も関係してきます。  以上の主張の基本は、高齢者も生き生きとして社会貢献できる社会の実現です。  こうすれば、医療費はおそらく激減します。  元気に働きつつ急逝となれば「寝たきり」の医療費が減ります。  寝たきりや認知症は、周囲の介護者の生活を破壊しています。  これが減ればどれだけ社会は明るくなることでしょうか。  社会全体が活性化します。  このような取組みに対して子供手当は、いかにも手段的な小手先対応です。  子どもがいる人にとっては、手当が出ることは嬉しいことに違いありません。  しかし、子ども手当の制度が狙うのは  「手当が出るなら子供を作ろう」という人が出てくることです。  そういう人がいないとは言いませんが、  子供を作らないのは、自分たちの将来不安、  もっと先の日本の将来不安なのではないでしょうか。 暮ぎりぎりで、子供手当支給に所得制限を設けないことになりました。  そこから想定すると、  「子供は日本にとって重要なので、  子供を育てる人に対して国が感謝の意を表しましょう」  という趣旨のようです。  それはそれでよいことですが、  もっと有効な税金の使い道がありそうです。  もっと知恵を出して、  国の将来のためになることに積極的に取り組んでほしいですね。 ◆……━◆【公園の話題その1「犬を公園に入れないでください」】◆━……◆  最近「このメルマガを見ています」という多くの方にお会いするのですが、  その方々が一番興味を持ってくださっているのが、このテーマなのです。  「どうなるのか?」と楽しみにしていただいているようです。  そこで、まだ決着していないのですが、途中経過のご報告をします。    この経緯は以下のようになっています。   10月(日付不明)に品川区長に申入れ(本メルマガ11月号でご報告)   11月2日に公園の管理課から回答   11月10日上野から再質問   12月3日再回答   12月13日上野から再々質問  以下は、12月13日の再々質問の内容です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  品川区長様                            (住所)                              上野 則男       公園に犬を入れてよいかどうかについて  私は、1品川区民です。  犬を公園に入れることについて、  10月の日付不明日に区長に「区政に関するご意見」で申入れをいたしました。    それに対する道路公園課からの11/2回答と  11/10再質問・12/3再回答の経緯があります。  再質問・再回答を添付します。                 注:本号では再回答のみを以下に収録 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  公園への犬の立ち入り禁止について(12/3の再回答)  区では公園への犬の立ち入りについては、  飼い主のモラル向上が第一と考えておりますので、  「犬の立ち入り禁止」を明文化した条例改正は考えておりません。  日常の注意喚起と  「公園で愛犬と楽しむためのマナー講習会」などを通じて、  啓発してまいります。  看板については、公園利用者の中に犬の苦手な方がいることや、  飼い主の方のマナーが守られていないことなどの理由により、  止むを得ず設置しているものです。  今後は公園の利用状況を調査して、  飼い主のマナーが向上し、  誰もが楽しんでいただける公園と判断できる公園から、  順次、看板の交換または撤去を行い、整理してまいりますので、  ご理解をお願い申し上げます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   (上野の12/13の主張続き)    あらためて確認いたしますが、私の主張は、次のとおりです。  以下のいずれかにしてほしい。   1.犬を入れてもよいことにする。    その場合は当然看板はやめる。   2.犬を入れてはいけないことを、その目的を明確にして徹底する。    その場合には条例にもその目的を明記する。   もしこの方向にする場合、私の考えでは、   その目的は「犬が嫌いな人でも安心して公園を利用できるようにする」   という利用者視点であって、   「犬の糞尿の始末が大変」とかの公園管理の視点であってはならない。    その理由は、子供たちに対する教育上の観点である。   「してはいけません」となっていることを平気で大人が破っている、   これを子供たちが気付いたら、   親や教師の指導や社会規範が成り立たなくなってしまう。   今でも躾の崩壊と言われているのに。  私は、「公園に犬を入れてはいけない」という規制が必要だったのは、  犬に首輪をつけるのが完全に浸透する前のこと  であったのではないかと思います。  その時は確かに、犬が嫌いな人は公園に入るのが怖かったでしょう。  しかし、今の状況では、  犬を公園に入れてもほとんど問題がないのではないかと思れますので、  自分としては1案に賛成です。  これに対して、公園管理課の主張は、  今のままで  (条例は「その他管理に支障があることをしてはいけない」のままで)  犬が入ってこないようになったら看板を外す、というものです。  その主張はこうです。   看板を置いているのが悪いならそれをやめよう、   犬を公園に入れるのは、その人のモラルの問題である。   モラルがよくなって犬を入れる人がいなくなったら、看板を外す。  犬が公園に入らなくなるのは、  自分たちが何らかの具体的な努力をした上でそうなる、  ということではなく、あくまでも来園者のモラルである、としています。    犬と一緒に散歩等をしたい来園者のモラルが、  何のきっかけもなく「よくなって」  犬を入れなくなることは考えられません。  そんなありもしないことを前提にそうなったら看板を外すというのは、  その場逃れの無責任な考えでしかないでしょう。  この意見は納得できません。  もし仮に「モラル」がそうなったとしても、  看板をやめたらまた入れるでしょう。  そうしたらまた看板を出すのですか?  しかも何の理由の説明もなく、条例を変えるつもりはない、  ということを決めつけてしまっています。  私としては今の状態  (注「犬を入れてはいけない」と看板が出ているのに  それを無視して犬を入れること)  は許せませんから、  犬を連れて公園に入る人に引き続き注意をするつもりです。  もしかすると喧嘩になってどちらかが怪我をするかもしれません。  あるいは、私が犬に噛まれて大怪我をするかもしれません。  そうしたら考えるとでも言うのですか?  そんな市民のいざこざを起こしてまで、いい加減な行政を継続するのですか?  区長の責任ある回答をお待ちします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  これに対する回答は未だ来ていません。 その後、「幸か不幸か」犬を連れて公園に入っている人にあまり会いません。 会っても、なるべく丁寧に「いけないのですよ」と言うようにしています。 ◆━◆【公園の話題その2「なぜ緑をやたらに切ってしまうのか」】◆━◆  「調子に乗って」別の公園の管理についても、  「もの申す」を始めましたので、これも途中経過をご報告します。  こちらの公園は蘇峰公園と言って、  明治・大正・昭和の大ジャーナリスト徳富蘇峰さん (ご承知のように徳富蘆花のお兄さん)の邸宅「山王草堂」跡です。  今度は緑の保護の観点での意見です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  12月13日に大田区長に以下の文書(Web)を送りました。   私は品川区民ですが、   ここ40年間ほど毎週蘇峰公園までジョギングをして   公園で休憩するのを楽しみにしています。   ところが、ここ数年気になることがあります。   公園の木が切り倒されたり、大幅に枝払いをされたりするのです。   ご承知のように現在、環境保護の点、温暖化対策の点から期待されている   せっかくの緑が少なくなっていくのです。      なぜかと公園の管理人に聞きますと、   近所の人からのクレーム(葉っぱが道路に散る、とか家の中に飛んでくるとか、   陽が当たらないとか)があるからというのです。      なんでクレームがあると何の考えもなくそれに従ってしまうのでしょうか。   その人たちは、蘇峰公園ができた時より後に住みだしているのですよ。   蘇峰公園を前提にしているはずです。   しかも素晴らしい緑の環境だということで住んでいるのではないのですか。   高層マンションが建つ心配のない環境でしょう!   その利点を無視して都合の悪い方だけを言うとは、全く自分勝手な市民です。   私はそういうことを言う人がいたら、   徹底的に理不尽であることを諭してあげたい気がします。   もし、クレームがきて公園の管理が嫌なら、   あるいは公園の維持にお金がかかって大変なら、   いっそ公園をつぶしたらいかがですか。   そうしたら、何も煩わしいことがなくなるでしょう。   でも、近隣の人たちはつぶさないでほしいと嘆願するのではないでしょうか。      今後は一方的な判断で行動をしないようにお願いいたします。   私と同意見の人は蘇峰公園利用者でたくさんいます。   利用者の声も聞いてください。     なにとぞご高配のほどよろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  これについて、すぐ12月18日に以下のような回答がきました。  上野 則男 様   ご意見ありがとうございます。   蘇峰公園には多くの大木があり、街に残された貴重な樹林です。   しかし、街なかの公園ですし、徳富蘇峰旧居であった公園ですので、   自然林として管理をするということではなく、   住宅の庭のような管理をしております。      また、毎年剪定することもできませんので、   ある程度まとめて支障枝などを剪定しております。   樹木の伐採につきましては、   枯れ木と実生で他の木の生育を妨げる木を間引いております。   今後も貴重な緑を大切に管理を行ない、    利用者の皆様に愛される公園づくりをすすめてまいる所存です。   どうぞご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  これについても納得ができませんから以下のように12月18日に再質問しました。  ご回答ありがとうございます。  申し訳ありませんが、  当方の質問・意見に対して  反論も肯定も無く、建前論ではぐらかしておられます。  今年の正門前の銀杏の木3本をすっかり枝落としをしたのも  支障枝の剪定なのですか。  公園入口の黄色と中のもみじの赤のコントラストは  近隣にない最高の情景でした。  公園の右側の木を大幅に間引いたのも  「枯れ木と実生で他の木の生育を妨げる木」  だったのですか?  左側の剪定もやり過ぎでしょう。  入口、右側、左側のどれも、  どう見ても我儘な近隣住民の意向を気にしての  定見・見識のない対応としか思えません。  自然林であって欲しいとは言いませんが、  貴重な樹林への対応とは思えません。  今後は是非こんなバカバカしい対応は  されないようにお願いします。  納得いかなかったら  区民を誘って区議会へでもどこへでも陳情に行きます。    あるいは高価な区の資産を一担当の判断で切り倒している  と訴えを起こします。  何とぞよろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  今のところはこれで終わっています。  少し言い方がきつすぎましたでしょうかね。  どんな回答が来るのか来ないのか楽しみです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 【弊社からのお知らせ 目次および開催日程】 http://www.newspt.co.jp/data/schedule.html  ▼ 第37期 MM式‘超’プロマネ養成研修・・・・・1/16スタート ▼ 開発成功の秘策研究トップセミナ ・・・・・・・1/20 ▼ 第5回 ISトップ・フォーラム・・・・・・・・1/21 ▼ ビジネスアーキテクト・ステップアップコース・・2/3 ▼ 第11回 システム分析・企画コース・・・2/4〜5 ――――――――――――――――――――――――――――――――   ◆2010年1月16日(土)〜7月10日(土) *この間研修は計8回      「第37期 MM式‘超’プロマネ養成研修」   http://www.newspt.co.jp/data/epm/epm.html       内 容:相互啓発を重視した訓練中心です。    対象者:プロマネの基礎能力を身につけ、本格的プロマネを目指す方   参加費:525,000円(税込み)     *初めてご参加の場合は特別割引をさせていただきます。お問合せください。 ――――――――――――――――――――――――――――――――  ◆2010年1月20日(水) 14:00〜19:00     「開発成功の秘策研究トップセミナ」〜保守業務の革新を目指して〜   http://www.newspt.co.jp/data/semina/tops.html       参加費:無料 ――――――――――――――――――――――――――――――――  ◆2010年1月21日(木) 14:00〜18:00、その後情報交換会     「第5回 ISトップ・フォーラム」   http://www.newspt.co.jp/data/is/is2r1_05.html       講 師:工藤 秀憲 氏 GISコンサルティング(株)代表取締役社長   テーマ:システム開発の革新を実現する工数精算方式    内 容:情報サービス業のトップの皆様を対象に経営改善に繋がるテーマを        ご研究いただく研究会です。つど参加も可能です。    対象者:情報サービス業の会長・社長様   参加費:会長・社長様お1人参加:65,000円 ご同伴者1名付き:75,000円 ――――――――――――――――――――――――――――――――  ◆2010年2月3日(水) 9:30〜18:00     「ビジネスアーキテクト・ステップアップコース(BASC)」   http://www.newspt.co.jp/data/kensyu/open/basc_op.html       対象者:ビジネスアーキテクト、本格的ITコーディネータ、        システムコンサルタントを目指す方、経験は不問です。   参加費:42,000円(テキスト代、税込み) ――――――――――――――――――――――――――――――――  ◆2010年2月4日(木)〜2月5日(金) 9:30〜18:00     「第11回 システム分析・企画コース」   http://www.newspt.co.jp/data/kensyu/open/f11.html       内 容:システムの問題分析からシステム企画提案書作成に至る各種手法    対象者:職務経験3年以上の方、その他の制限はありません。      参加費:81,900円(テキスト代、・e-learning・税込み) ―――――――――――――――――――――――――――――――― お申し込み・お問い合わせにつきましては本メールへの返信あるいは 弊社HPよりお願いいたします。 ↓ http://www.newspt.co.jp/data/schedule.html ☆★アドレス変更・送信停止等は本メールへの返信にてお願いします★☆ ========================================== システム企画研修株式会社 Tel:03-5695-3130、Fax:03-5695-3131 〒103-0001 中央区日本橋小伝馬町16-2 東事協ビル2F mind-pc@newspt.co.jp http://www.newspt.co.jp ==========================================