季節も暖か77号☆ 楽しくお読みくださいませ。



先日たまたま見ていたテレビのドキュメンタリー番組で少し思ったことがあったので、 今回はまじめな私感をば(^_^;)

内容は「今、若年ホームレスが増えている」というようなもの。
マンガ喫茶に寝泊りする20代の若者。しかも男性のみならず女性までも (☆o☆)
確かに最近の「マン喫」はシャワー設備も完備していたり、深夜はパック料金も あるので、ある意味ビジネスホテルよりは安くはありますよ。 でも住所不定じゃん! とも思うもののなぜこうなったかが悪循環で( ̄□ ̄;)!!

最初の就職に失敗 → とりあえず派遣 → 長期契約が少ない → 家が借りられない → 正社員になれない → 「マン喫」でとりあえずしのぐ → 携帯で次の契約の連絡を待つ → また短期契約・・・ 甘えてるだけっていうことでもないようですね・・生きるって大変だ〜と痛感。。。(ーー;)

次に出てきたのは30代のホームレスAさん。とはいえ日払いであれ月収30万円!
普通に考えれば十分生活力があるはずなのに、テント暮らしから抜け出す気がない。 当然貯金もない。貯金がないのは他のホームレスは仕事がないのに仕事をしている自分に酔いしれて、 他のホームレスに「ほどこし」までして使い切ってしまうからだそうです。
そこでその現状を見ていたある教授が言った言葉。

「散る桜 残る桜も 散る桜」

良寛の辞世の句だそうです。
今をさかりと咲くサクラの花も、やがては散ってしまう運命。 たとえ今日は散らずに残ったとしても、早いか遅いかの違いだけで、いずれは散っていってしまいます。
とはいえ、「咲こうとさえせずにいるのは絶対にダメだ!」とその教授はAさんに言っていました。
Aさんにその言葉は響かなかったようですが、私には響きました。

あれ? でももしかしてこの句を知らないこと自体恥ずかしかったりします (?_?)
そんなツッコミしたい方はどんどんメールください (;^_^A


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