はじめに

序 章 価値目標思考へのいざない
 儲かる仕組みを生み出す革新性
 徹底性による経営革新
 考える方法
 本書の論旨展開

第1章 企業経営を成功させる価値目標思考
 有名企業の経営理念を見てみよう
 企業活動には基本方針と目標が必要
 もっとも基本になる目標が「価値目標」
 価値目標思考が、目標実現の決め手!
 「目的・ねらい」を「価値目標」で考える
 プロジェクト失敗の原因は価値目標の欠如
 価値目標思考の成功事例

第2章 経営改善プロジェクトはなぜ失敗する?
 失敗の要因は何か?
 ERPパッケージ利用の場合の失敗原因
 目標不備はなぜ起きる?
 「目的・ねらい」を追求しない日本のレガシ・アプローチ
 前例・みんな主義の事例
 前例・みんな主義を克服した事例
 筆者のサラリーマン時代の事例
 前例・みんな主義からの脱皮のタイプ
 悪しき目的自明主義のアプローチ
 部分最適アプローチも目標不備の原因
 過去からの脱皮は新しい出発の入り口
 コラム 失敗プロジェクトの現状

第3章 前例・みんな主義や目的自明主義は
                 どこからきたか?
 日本人は目標の明確化が苦手
 「わかっているだろう!」の目的自明主義
 横並び意識の前例・みんな主義
 「みんながやっている」から良い?
   本音と建前の使い分け
 前例・みんな主義だと大きな方向転換はできない
 レガシ・アプローチはどこからきたか?
 レガシ・アプローチは「みずからの価値判断の停止」
第4章 価値目標思考を身に付けよう
 まず「目的」を考える
 次に「ねらい」も考える
 「目的」と「ねらい」の違いは何か?
 「目的」をどこに定めるか?
 「目的・ねらい」を「価値目標」で考える
 「目的・ねらい」と価値目標の関係
 価値目標思考はゴールが二重構造
 丸い三角形で価値目標を説明する
 これが丸い三角形の意味するところだ!
 コラム 「問題」とは何か

第5章 価値目標の意味を理解しよう
 そもそも価値目標とは何か?
 企業の価値目標
 価値目標の連鎖
 部分最適アプローチを分析すると
 コラム 企業以外の価値目標

第6章 価値目標思考をケーススタディで考えてみよう
 ケーススタディの方法
 「ERPパッケージの導入」の場合
 「CRMやSFAの利用」の場合
 「ISO標準の導入」の場合
 「システムの導入」の場合
 「業務改善・業務改革」の場合
 「業務の標準化」の場合
 「部門間連係・部門間コミュニケーションの改善」の場合
 「情報共有、ナレッジマネジメントの実現」の場合
 「会議の改善」の場合
 「企業の合併」の場合
 これらのケースでわかることは何?

第6章付録 ケーススタディの目標実現プロセスワークシートでの整理
図表付―1 「ERPパッケージの導入」の目標実現プロセス
図表付―2 「SFAシステムの導入」の目標実現プロセス
図表付―3 「ISO標準の導入」の目標実現プロセス
図表付―4 「システムの導入」の目標実現プロセス
図表付―5 「業務改善・業務改革」の目標実現プロセス
図表付―6 「業務の標準化」の目標実現プロセス
図表付―7 「部門間連係・コミュニケーションの改善」の目標実現プロセス
図表付―8 「情報共有、ナレッジマネジメント」の目標実現プロセス
図表付―9 「会議の改善」の目標実現プロセス
図表付―10 「企業の合併」の目標実現プロセス

終 章 価値目標思考のまとめ

おわりに