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 保守コスト半減支援
コンサルテーションのご提案


【問題の背景】
今や、大企業のシステム開発保守部門では75%が保守費用です。
しかしながら、多くの企業ではソフトウェア保守の実業務を外部依存してきたことや、担当者を塩漬けにして目一杯の業務を担当させてきたために、これまでほとんど改善が実施されていなく、旧態依然のままという状況です。
したがって、改善の宝庫と言える状態です。ここにメスを入れようということでございます。

【弊社グループの保守業務改善・改革に対するこれまでの取り組み】
弊社グループ((株)データ総研、弊社)は、
以下のような保守業務改革との関わりを持っております。
  • 保守業務の革新研究トップセミナ(2009年9月から隔月開催)
  • SLCM研究会(2009年度から開催。2010年度2年目開実施中)
  • (株)データ総研・システム企画研修(株)のコンサルテーション実績多数
  • 日本情報システム・ユーザー協会でも両社講師の研修実施予定


1.保守コスト半減支援コンサルの目的・ねらい(Why)
目的
ねらい
御社対象部門のソフトウェア保守業務について、業務の品質を維持しつつ、大幅な納期短縮・コスト削減のできる案を立案いたします。
御社対象部門のソフトウェア保守コストを3年で3割、5年で5割削減することを目標といたします。
その案を実行に移すご支援をいたします。
2.保守コスト半減支援コンサルの基本ステップと内容(What)
  • 詳細調査・分析検討を実施して、改革実施計画を立案します。
  • その中で、実施する対策の実施方法、効果予測を明らかにします。
  • 弊社グループがお手伝いする場合の条件もご提示いたします。
  • 対策例は、下記「予定する対策の中核(例)」参照。
  • 改革実施計画の優先順位に従って、個別テーマの改革を実施していただきます。
「予定する対策の中核(例)」
全般
  • 権限責任明確化によるロス削減
  • ドキュメント整備(業務情報、システム全体把握資料を含む)およびそのリポジトリ化による検討ロスの削減
  • データ統合管理の実現(データマネジメントの強化)
  • ワークフローシステム利用による作業連携性の強化で工数ロスの削減
  • 生産性把握基準の設定と運用
案件受付段階
  • 重要度基準の設定による案件選別
  • 「保守目的の明確化」による案件選別
  • 「コストの見える化」による案件選別
影響範囲調査段階
  • ツール活用による工数削減
  • 情報整備による要員の能力強化
テスト段階
  • 影響範囲絞込みによる作業範囲削減
  • ツール活用による工数削減
中期課題
  • インソースして一貫担当による工数ロスの削減
  • ソフトウェア自動生成ツール利用による工数削減
  • 順次再構築による保守向きアーキテクチャへの転換
3.保守コスト半減支援コンサルの対象範囲(Where)
(1)対象業務 ソフトウェア保守(変更管理)業務が改善対象です。
(2)対象部門 グループ単位等で実施させていただきます。
(3)対象者 この調査・改革プロジェクトでは、アウトソーシング先のご協力が前提となります。
4.保守コスト半減支援コンサルの実施方法(How)
  • 弊社が用意する設問表にご回答いただきます。
  • 基礎的な部門属性項目のほか、20項目の設問にご回答いただきます。
  • その結果について弊社側で分析を行い、有効な対策領域を挙げ、その効果予測を行い、レポートさせていただきます。
  • 御社側での体制準備をしていただきます。特に、アウトソーシング先のご協力取り付けが必須です。
  • 弊社コンサルタントが、対象保守業務の実施プロセスの詳細を、インタビュおよび資料調査により把握させていただきます。
  • それと並行し、対象保守業務ご担当全員に、1か月間の業務工数記録を付けていただきます。
  • 各種調査結果を分析し、改革テーマごとの改革実施ポイントの整理、効果予測を行い、改革計画を立案いたします。
  • この検討過程では、毎週定期的に、御社ご担当と意見交換をさせていただきながら進めます。
  • ご希望により、テーマごとに、改革実施計画の方針に従い、仕組み整備、手続き制定、ツール導入、リポジトリ設計、リポジトリ作成支援、等の作業を実施させていただきます。
5.保守コスト半減支援コンサルの実施スケジュール(When)

   6.保守コスト半減支援コンサルの実施体制(Who)  7.保守コスト半減支援コンサル
の実施料金(How Much) 
弊社と(株)データ総研のコンサルタントが連携して担当させていただきます。
1.無料アセスメント 両社のキーマンが担当いたします。 無料
2.改革実施計画作成 両社のキーマン、アシスタントが担当いたします。 基本料金は1グループについて500万円ですが、対象範囲によってご相談させていただきます。
3.個別作業支援 各領域の専門コンサルタントが担当いたします。 テーマごとに個別にお見積り
(1テーマ300〜1000万円)
質問票にご回答いただき、その結果を一般のデータと対比しながら、現状の問題点と改善方向についてレポートいたします。総合的な判定結果に基づき、CMMIの考え方に準拠してレベルの評価をさせていただきます。
  1. 年間の発生理由ごとのソフトウェア保守件数
  2. 2年間の発生理由ごとの保守対応工数比率
  3. 年間の障害件数
  4. 工数削減希望
  5. 保守業務改善・改革の実施状況
  6. 保守対象案件絞り込みの実施状況
  7. ソフトウェア保守の外部依存の工程
  8. ソフトウェア保守の作業標準の整備状況
  9. ソフトウェア保守で使用するドキュメントの修正度
  10. ソフトウェア保守で利用しているツール
  11. データマネジメントの実施状況
  12. ソフトウェア保守対象のシステムドキュメント等のリポジトリ化の状況
  13. 影響範囲分析の実施方法
  14. テストの実施方法
  15. ソフトウェア保守業務の改善を担当している部門・担当
  16. ソフトウェア保守の業務遂行状態のデータ把握状況
  17. 保守担当要員の個人別の業務遂行状態のデータ把握状況
  18. ソフトウェア保守業務の担当要員の問題状況
  19. SLA契約の締結状態
  20. 保守業務の改善・改革に対する方針・ご意見等